清掃は、建物の寿命を守る仕事です。
- 周梨
- 5 日前
- 読了時間: 2分

先ず、この写真をご覧ください。
これは、ある官公庁の庁舎の床です。
特別に古い建物ではありません。
しかし床は黒ずみ、本来の色を失っています。
これは、汚れを取り切らないまま洗浄し、
除塵を徹底しないままワックスを塗り重ねることで起きます。
ワックスは、床を守るものです。
しかし、汚れの上に塗り重ねれば、
それは床を守るのではなく、汚れを閉じ込めていく事になります。
こうした床は、実は特別なものではありません。
多くの官公庁、多くの公共施設で見られる光景です。
理由は、清掃業者の技術ではなく、
「選定の基準」にあります。
入札では、多くの場合
「どれだけ改善できるか」ではなく、
「どれだけコストを下げられるか」が基準になります。
その結果、現場では工程が削られます。
本来必要な除塵が省かれ、
本来必要な洗浄が省かれ、
本来守られるべき床が、静かに傷んでいきます。
しかし、正しい工程で清掃を行えば、
床は本来の姿を取り戻します。
建物は、適切に手入れをすれば、
何十年もその価値を保ち続けることができます。
清掃は、単に美観を整える仕事ではなく、
建物の寿命を守る仕事です。
目立つ仕事ではありません。
しかし、その積み重ねが、
建物の未来を変えていきます。
私たちは、
その本来の役割を、これからも守り続けていきたいと考えています。




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