品質は現場で壊れるのではない。構造で壊れる。
- 周梨
- 3月9日
- 読了時間: 1分
清掃の品質が下がる原因は、
現場の誰か一人の問題ではありません。
多くの場合、それは「構造」の問題です。
多重下請け構造が深くなるほど、
現場に届く予算は薄くなっていきます。
そして現場では、こういう順番で起きます。
まず、工程を守れなくなる。
次に、材料を選べなくなる。
そして、教育に時間をかけられなくなる。
結果として、
「できない人が悪い」のではなく、
「できない条件が作られる」。
この構造が続くと、
職人は疲弊し、
若い担い手は育たず、
品質は静かに落ちていきます。
さらに厄介なのは、
品質が落ちても“すぐには問題にならない”ことです。
床は少しずつ黒ずみ、
少しずつ光を失い、
少しずつ傷んでいく。
だから「見えない劣化」が当たり前になります。
本来、清掃は専門職です。
工程を設計し、
素材を理解し、
建物の未来を守る仕事です。
この価値を守るには、
現場に正しい工程が残る設計が必要です。
人を責める前に、
構造を見直す。
ここから業界は変わると、私たちは信じています。




コメント